カロリーより中身の栄養バランスが大事!

レストランによっては、メニューにカロリーが書かれていますが、ダイエットにおいてカロリーよりも大事なのは栄養バランスです。
低カロリーだからと同じものばかり食べ、偏った食事を続けると栄養不足となり、代謝はどんどんさがって逆に太りやすい体質になります。
「お菓子がやめられないからおかずを控えてカロリー調整している」という人がいますが、カロリーを控えても、お菓子は糖質や脂質がほとんど。
たんぱく質やビタミン・ミネラルはあまり含まれず、栄養不足で筋肉が減少した太りやすい体質になってしまいます。
一時的にやせたとしても、リバウンドすることが多いです。

間食でも、100kcalで糖質たっぷりのミルクチョコレートより、たとえ110kcalでもたんぱく質やビタミン・ミネラルの多いアーモンドチョコレートの方がダイエットに向きます。
同じ食べるなら、栄養素が豊富なものを選びましょう。

同じカロリーの「カルボナーラ」と「ジェノベーゼ」どっちを選ぶ?

特に夕食時のメニューに迷ったときは、良質な栄養素が豊富なほうを選ぶようにします。
上の2つのパスタを比べた場合、オススメはジェノベーゼ。
カルボナーラは、生クリームや卵、チーズ、ベーコンなど、脂質や糖質が多く、太りやすい組み合わせです。
反対にジェノベーゼは、脂質のカロリーが高くてもベースがオリーブ油なので太りにくく、具材もバジル、トマトや海鮮などビタミン、ミネラル、たんぱく質も豊富です。
数値にとらわれすぎず、中身の栄養バランスを見て外食を楽しみましょう。

基礎代謝をあげて太りにくい体に

“基礎代謝”とは、生きていくために必要なエネルギー代謝のことです。
1日の総消費カロリーの60%は基礎代謝、30%は身体活動、10%は食後の代謝によって消費されるといわれています。
よく、「基礎代謝をあげるとやせる」といいますが、これは何もしなくても消費される量が増え、太りにくくなるということです。
基礎代謝をあげるには、筋肉量を増やしたり体温をあげたりすることが大切!良質なたんぱく質をとり、3食バランスよく食べることを心がけましょう。

おわりに

ダイエット中、カロリーばかり気にしてしまう女性も多いでしょうが、大切なのは、とる栄誉素です。
いくらカロリーが低いからといって、脂質やたんぱく質を抜けば、肌はカサカサになり、逆にリバウンドしやすくなります。
もちろん、カロリーの高いものばかり食べれば太ってしまいますが、数値にこだわりすぎず、栄養バランスをまず第一に考えて食事をとることが重要だといえるでしょう。

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