体のために必要なミネラルの働きと「おすすめ!ミネラル」美容食材
ミネラルは、必要量は微量ですが、健康維持に欠かせない栄養素です。
カルシウムやリン、マグネシウムなど「必須ミネラル」と呼ばれるものが16種類あります。
ミネラルの働きや種類、おすすめの美容食材などについてご紹介します。
ミネラルは体のために必須な栄養素
ミネラルの主な働きには、
①骨や歯などの構成成分となる
②酵素の働きをサポートする
③神経や筋肉の興奮を調節する
などの働きがあります。
ミネラルは体内で合成できないため、食事からとるのが基本です。
16種類あるミネラルの中でも女性にとって特に大切なのが「鉄分」です。
女性は月経によって鉄分が欠乏しやすく、貧血、肩こり、冷え症など、体の不調につながるので、鉄分が多く含まれる食材、ほうれん草やレバーなどを積極的にとりましょう。
調理の際、鉄製の鍋を使うのもおすすめです。
成分が溶け出し、鉄分をとることができます。
また、アルコールを好む人は、亜鉛不足に注意しましょう。
亜鉛は主にたんぱく質の合成に関わるミネラルで、肝臓の細胞をつくるのにも必要な栄養素です。不足すると肝機能の低下や味覚障害を招きます。
積極的にとりたい5つのミネラル
カリウム
■きゅうり カリウム200mg(100gあたり)
ナトリウムとともに細胞内の浸透圧を一定に保つ働きがあります。
きゅうりなどの野菜や、すいかなどの果物のほか、トマトジュースや緑茶、アボカド、干しひじきなどにも多く含まれます。
カルシウム
■牛乳 カルシウム110mg(100gあたり)
骨や歯の成分となるのが主な働きです。
牛乳やヨーグルトのほか、干しえび、モロヘイヤなどに含まれています。
ビタミンDと一緒にとると吸収がよくなります。
鉄分
■かつお 鉄分1.9mg(100gあたり)
赤血球の構成成分になります。
女性は不足しやすいので注意しましょう。
かつおやレバー、ほうれん草、小松菜、シジミなどに多く含まれています。
亜鉛
■カキ 亜鉛13.2mg(生/100gあたり)
細胞の新陳代謝に関わる働きがあるので、髪の毛や肌のうるおいにもつながります。
カキはオイスターソースを利用してとっても◎。
ほかに、うなぎ、小麦胚芽などにも。
ヨウ素
■海藻 ヨウ素1600μg
(わかめ・生/100gあたり)
体の代謝を高め、成長を促す働きがあります。
昆布やわかめ、海苔などの海藻類のほか、いわし、さば、かつおなどの魚介類にも多く含まれています。
今回ご紹介した食材を参考に、不足しているものがないか、普段の食事を見直してみてはいかがでしょうか。
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Mary.sと申します。 女性に役立つ記事や最新トレンド情報を書いていけたらと思います♪
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