腸内環境を改善し、キレイな肌に導きます!

食物繊維は「人の消化酵素で消化されない難消化性成分」の総称です。
主な働きには、腸内の善玉菌を増やして腸内環境をよくする、腸のぜん動運動を促して排泄をスムーズにするなど、さまざまな作用があります。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよくとる!

食物繊維は、水に溶けやすい「水溶性」と、水に溶けにくい「不溶性」に分けられます。
水溶性食物繊維は、果物に多く含まれる「ペクチン」(ジャムをつくるときに固まる成分)、わかめに含まれる「アルギン酸」、寒天に含まれる「アガロース」などがあります。
これらは、コレステロールを排出する働きもあるので、ダイエットにも効果的です。

一方、不溶性食物繊維は、水に溶けにくいですが、水分を吸収してかさを増やす性質があります。
米ぬかなどに含まれる「ヘミセルロール」、ごぼうにふくまれる「セルロース」などがあります。
食物繊維は水溶性・不溶性の両方をバランスよく取り入れるがの重要で、生活習慣病の予防にも効果が期待されています。

おすすめ!「食物繊維」美容食材

さつまいも

【食物繊維2.8g(皮つき蒸し/100gあたり)】

不溶性食物繊維が多いさつまいもは、便秘解消にとてもオススメの食材です。
甘さもあるので、間食するのにも向いています。

寒天

【食物繊維74.1g(100gあたり)】

水溶性の割合が多く、アガロースという成分が含まれています。
食物繊維が多いうえに、低カロリー。
体内で膨張するので、満腹感もありダイエットにオススメです。

ごぼう

【食物繊維5.7g(ゆで/100gあたり)】

不溶性食物繊維を多く含みます。
かたさがあるので咀しゃく力もつきます。
また抗酸化作用のあるポリフェノールも含まれているので、アンチエイジング効果も。

豆類(納豆)

【食物繊維6.7g(糸引き納豆/100gあたり)】

豆類も食物繊維は豊富で、水分を吸収しやすく体内で膨張します。
特にオススメなのが納豆。善玉菌を増やす効果もあります。

おわりに

食物繊維には、かたさのある食材も多くみられます。
よく噛むことで、満腹感を得やすく、唾液の分泌も促進します。
女性の多い悩みである便秘解消には、ばつぐんの効果を発揮します!
日々の食卓に、上手に食物繊維を取り入れて、体の中からキレイを目指しましょう。

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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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