バナナは、スーパーでもコンビニでも手に入るとても身近な食材。
普段、何げなくおやつや朝食に食べている人もいると思いますが、実はすごいパワーを秘めているんです。
今回は、実は知らない「バナナの力」についてまとめてみました。

疲れたときに1本!手軽で強力なエネルギー源

「身体が疲れている…」そう感じたときに、すぐにオススメしたいのがバナナ。
手軽に食べられ、体内に吸収された糖質が、いち早くエネルギーに変わるため、疲労回復をサポートしてくれるのです。
また、バナナの糖質は果糖やショ糖、ぶどう糖と多様に含まれ、それぞれ体内に吸収されるタイミングが違うので、スタミナが長持ちするという利点もあります。
毎日1本食べれば、疲れにくい体づくりに有効ですよ!

高い抗酸化作用で免疫細胞をサポート!

独特のポリフェノールは、抗酸化作用が高く、免疫細胞の敵である活性酸素を抑制しながら、免疫細胞を元気にしたり、発達を促すために有効に働きます。
特に、抗酸化作用が高いのは皮をむいたときに出てくる白い“筋”。
取らずに食べるようにしましょう。

食物繊維・カリウム・マグネシウムでデトックス効果

生命活動に重要なミネラルの一種であるカリウムやマグネシウムは、果物全体に多く含まれているといわれています。
なかでもバナナの含有率は、ほかの果物と比較してもかなり高いのです。
ジャンクフードが多く出回る現代において、過剰摂取した毒素や塩分を体外に排出するデトックス効果があります。

抗ストレス作用のあるビタミンB群

ストレスが原因で、体調に変化がみられることがあります。
たとえば免疫力低下のサインのひとつである口内炎は、ストレスによって腸内環境が悪い状態になっているからかもしれません。
そんなときはバナナを積極的にとりましょう。
豊富に含まれているビタミンB2、B6、そしてナイアシンは免疫細胞や粘膜の再生、強化に特に有効で、口内炎や歯肉炎改善にもつながります。

オリゴ糖が腸内環境を整える!

バナナに豊富に含まれるオリゴ糖が、腸内の善玉菌増殖を強力にサポート。
殺菌効果で有害物質の侵入を防ぎます。
また食物繊維効果もプラスされ、お通じも良好に。
お腹の調子を整えるから下痢気味の人にも有効です。

まとめ

バナナには、
① 免疫細胞の活性化
② 整腸作用
③ 疲労解消
④ 口内炎予防
⑤ デトックス効果

など、さまざまな症状に効果的です。

即効性があり、かつ持続的なエネルギー源として重宝できるので、疲れたときや活動する前に食べておくと“元気の素”に。
ただし、とり過ぎは禁物。生の果物なので体を冷やす原因にもなりますから、何事も適量が一番です!

この記事が役にたったと思ったら
「いいね!」しよう

関連するまとめ

「ビタミン」の種類を教えて!

人間に不可欠といわれている栄養素をまとめて「五代栄養素」といいます。 栄養素とは、炭水化物・脂質・たんぱく質…

食べ物の「陰陽」を知って体を温めよう!陰性食品と陽性食品の見分け方

近年、注目を浴びている「マクロビオティック」でも用いられている「陰」と「陽」。今回は食べ物の陰陽の見分け方と…

スーパーでカロリーダウンの食材を買うコツ【お魚編】

魚はそのままお刺身で食べたり、サラダやグリルなどバラエティに富んだメニュー作れるのでダイエットにも最適。ぜひ…

関連するキーワード