たかが昆布。されど昆布!

昆布を重要視して、毎日摂取しようとしている方ってそんなに多くないと思うんですよね。出汁をとる時も、今は使わない人が多くなっていると思いますし、昆布を食べる習慣はあまりないですよね。でも、この昆布、されど昆布なんです!女性に嬉しいパワーもありますから、是非、昆布を見直してみてください。

昆布ってカラダに優しい。

昆布には旨味成分である「グルタミン酸」が含まれているので、人間が美味しいと感じやすいんです。昆布自体に旨味があるので、調味料を加えなくても、美味しいと感じられるという事です。つまり、濃い味になりがちな現代人の悩みを払拭するように、自然と減塩する事ができ、高血圧の予防になるので、親御さんやおじいちゃん・おばあちゃんに料理を振る舞う時にも、比較的安心して使える食材と言えます。
そして、昆布には食物繊維もたっくさん含まれているので、便通が良くなり、女性の悩みの種である便秘を解消してくれるパワーもあるのです。現に昆布を積極的に摂取する事で、無理のないダイエットに成功した例もあるほどなのです。

昆布水を作ってみよう。

○用意するモノ
<昆布10g 水1リットル ウォーターボトル(お茶など冷蔵庫で保管する容器)>

・昆布をさっと水(分量外)に通します。
・ハサミで1ミリ幅くらいに切ります。
・切った昆布をウォーターボトルに入れ、水を注ぎます。
・冷蔵庫で3時間。

これで完成です。冷蔵庫保管して早めに使い切ってください。

昆布水を水の代わりに使ってかやくご飯を作ったり、おでんやうどんの出汁に使ってみたり、パエリアなんかにも使えるので、万能な旨味水と言えますね。

昆布水を究極に活用しよう。

出汁を上手にとれる女性って、和食が得意な料理上手な感じがして素敵ですよね。現に出汁が美味しいと料理の仕上がりも全然違いますもんね。その出汁を究極に美味しくさせる方法があるんです。
やり方はこちら↓

・まず、昆布水の3倍濃縮を作ります。先程は昆布10gに1リットルでしたが、水の量は変わらず昆布を30gで作ってください。
・3倍濃縮の昆布水をザルに通しながら、鍋に移します。
・お鍋で熱します。
・灰汁を取りながら沸騰させます。この時、昆布からの粘りが出汁に入るのを防ぐ為に、沸騰前に昆布は取り出してください。
・丁寧に灰汁を取ったら、鰹節を入れてください。鰹節の量は、昆布水と同じ体積を目安にしてください。そして、鰹節が自然に沈んでいくのを待ってください。
・お好みで塩・しょうゆを入れます。
・ザルに通しながらボウルに移します。

これで究極ダシの完成です。

昆布は捨てない。

昆布水や究極ダシで使った細切り昆布は捨てないでください。活用します。
1.まずは万能ダレに。
・使った昆布の水気をとります。
・オリーブオイルに浸します。
これで完成です。炒め物をする時の油代わりに使ってみてください。

2.パスタソースに。
・先程作ったオリーブオイル昆布に「にんにく&鷹の爪」を加えます。
・好きな具材とパスタを絡めてください。
立派なパスタソースに早変わりです。

あまり昆布に魅力を感じていなかった方も、少し興味を持っていただけましたか?
是非一度、お試しください。

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