オリーブオイル、ごま油、大豆油と植物性由来のオイルはさまざまですが、中でもココナッツオイルはここ数年の間に大きいブームを呼びましたよね。
一時期はスーパーでも品切れになったり、“おひとり様1点限り”なんて書かれたほど。
なぜココナッツオイルがこんなにもブームを呼んだのか!?
今回は、ココナッツオイルの効能や上手な使い方を復習してみましょう。

ココナッツオイルはダイエットにもいい?

ココナッツオイルには、オリーブオイルやごま油などほかの油にはない、体脂肪がつきにくいといわれている「中鎖脂肪酸」が含まれています。
油の主成分である脂肪酸は、分子が鎖状につながっていて、その鎖の長さによって分類されています。
オリーブオイルなどほかの多くの油に含まれているのは、その鎖が長い「長鎖脂肪酸」と呼ばれるもの。
長いと、それだけエネルギーに変えるのに時間がかかります。
その点、鎖が短い中鎖脂肪酸は、より早くエネルギーに変わるので、脂肪がたまりにくいというわけです。
また、栄養面だけでなく、熱に強いという利点もあるので、そうした特性を活かしてさまざまな料理に取り入れてみるといいでしょう。

ココナッツオイルの特徴と上手な使い方

1.長時間の加熱、強火に強い

加熱しても酸化しにくい特性があるので、長時間煮込んだり、高温で調理するのに向いています。
保存性も高く、繰り返し使う揚げ油にも最適。

2.目安は1食に小さじ1

いくら体脂肪がつきにくいといっても、ダイエットするなら摂りすぎは禁物です!
1食の使用量は小さじ1(約37kcal)を目安にしましょう。

3.動物性食材と合わせない

動物性食材が持っているのと同じ、飽和脂肪酸が80%を占めるので、動物性食材と合わせると過剰摂取に。
普段からたくさんお肉を食べている人が、ココナッツオイルを毎朝スプーン一杯飲んでは脂質の摂りすぎになってしまいます。
昼夜お肉を食べていたなら、夜の食事を野菜料理に変えて、その野菜と一緒にココナッツオイルを摂るなら、ダイエットに効果的ですよ。

4.ドレッシングには使わない

ココナッツオイルの融点は、25℃前後。つまりそれ以下だと固形になってしまうので、冷たいサラダのドレッシングには不向きです。

5.エスニック料理に最適

ココナッツオイルは、味はないけど、特有の甘い香りを持っているので、和食に使うのはちょっと難しい…。逆に、エスニック料理に取り入れれば、一気に本場っぽくなりますよ!

おわりに

いかがでしたか?
ココナッツオイルは栄養的な面だけでなく、熱に強く、劣化しにくい調味料としても利点もあります。
炒めものや蒸し煮、カレーなど、美味しくて、ダイエットにも効果的なエスニック風のレシピにもピッタリですよ!
ココナッツオイルを選ぶときは、精製されていないエキストラヴァージンココナッツオイルを選ぶと◎。
商品によって香りの強さや味もかわるので、食べ比べてみて、価格と見合わせながら、自分のお気に入りのものを見つけてくださいね。

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