冷え症といっても、そのタイプは人によってさまざまです。
今回は、3つの冷え性タイプをご紹介。
どのタイプに当てはまるかチェックして、自分の冷えタイプを知りましょう。

冷え症1:体や血液が酸化する「冷えさび」タイプ

□だいたい便秘がち
□肩こりがつらい
□目の下にクマができる
□すぐ、のぼせる
□生理不順で、生理痛が重い
□顔のくすみが気になる

冷えさびタイプの人の場合、血行不良による新陳代謝の低下が原因で「酸化」することによって起こります。
肌がくすみやすく、便秘や肩こり、生理不順などが起こりやすく、また目の下にクマができやすいなどの特徴があります。
これらの症状を引き起こすもとになっているのが、活性酸素です。
活性酸素は体内に侵入してくるウィルスなどを撃退する働きがあるので、必要なものではあるのですが、必要以上に増えると、体をさびさせるもとになります。

老化のもととなるのが「酸化」です。
冷えの影響で血液の循環が悪くなってしまうと、細胞内に酸化物質をためこむことになり、それがさびの原因になると同時に、シミやシワなど、肌の老化原因にもなります。
冷えさびを改善することにより、若々しい体、キレイな肌を取り戻すことができます。

冷え症2:水分をためこむ、「冷えむくみ」タイプ

□デスクワークが多い
□トイレが近い、または遠い
□味付けは濃いほうが好き
□お酒をよく飲む
□ときどき、めまいや立ちくらみがする
□矯正下着を着用している

1日中デスクワークの人に多い「冷えむくみ」タイプ。
足がむくんで靴もはけなくなるという人もいます。
漢方では、「気・血・水」のバランスが崩れると体調が悪くなるといわれていますが、むくみの原因はこのンかあの水が多すぎたり、どこかにたまったり偏ったりする「水毒」によるものです。
立ち仕事やデスクワークなどで動かずにいると、重力で水は下肢のほうにたまり、むくみが生じるだけでなく、水の働きで体を冷やしてしまいます。
むくみをなくすには、同じ姿勢を長く続けないことが大切です。

冷え症3:筋肉が少なく、皮下脂肪の多い、「冷え太り」タイプ

□いつもだるくて疲れやすい
□運動は苦手
□買い物は通販派
□外食が多い
□冷たい飲み物が好き
□たまに食事を抜くことがある

冷え症の人に多いのが、筋肉が少なく基礎代謝の低いタイプ。
少ししか食べなくても脂肪として蓄えられ、冷え太りしやすくなります。
“量を食べてないのに、なぜか太る”“体を動かすのが苦手”という人はこの「冷え太り」タイプかもしれません。
また、ダイエットの習慣がある人も、冷え太りする恐れがあります。
ダイエットで食べ物が入ってこんかうなると、体が飢餓感を感じて脂肪をためこみ、冷えもひどくなります。
極端なダイエットをするのではなく、たんぱく質や炭水化物もきちんと食べ、体を温めることが大事です。

冷え症を改善するなら、自分がどのタイプかまず知ることが大切です。
生活習慣やクセを見直し、症状改善を考えましょう。
パート2は、それぞれのタイプ別に冷え性改善メニューをご紹介します。

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