ある睡眠に関する調査※によあると、日本人の4割以上が自分の睡眠の質や睡眠時間に不満があるといわれています。
質のいい睡眠を得るためには、夜の過ごし方が重要になってきます。
今回は、スッキリ眠るためにどんな風に夜を過ごしたらいいのか?その改善方法についてまとめてみました。

※厚生労働省 平成25年「国民健康・栄養調査」より

現代日本人に多い「隠れ不眠」とは?

「朝起きたときに、スッキリを目覚められない」
「毎日、睡眠時間が確保できない」
このようなお悩みをもっている人も多いのでは?
今の日本では、寝不足は当たり前と睡眠時間が不足していることを見過ごしている人がたくさんいます。
眠れないで悩むことを「不眠症」と呼びますが、このように睡眠の質が悪いことを「隠れ不眠」といいます。
隠れ不眠を放っておくと不眠症に移行する可能性もあります。
自分がかくれ不眠に該当していないか、以下をチェックしてみましょう。

「隠れ不眠度」チェック

□寝つきが悪いことがある
□朝起きたときに「よく寝た」と思えない
□眠れないのは異常なことではないと思う
□寝る時間が決まっておらず、毎日バラバラだ
□集中力が途切れてしまって、イライラすることがある
□最近、楽しそうなことでもやる気がイマイチ出ない
□最近は寝なくても平気なほうだ
□夜中に何度か起きてしまうことがある
□平日に睡眠時間が確保できないので、休日に寝溜めする
□日中によく居眠りしてしまうことがある
□仕事や用事で忙しいと、寝ないで遅くまで頑張ってしまう
□目覚ましよりも早く起きてしまうことがある

※睡眠改善委員会

この中で当てはまるものが1つでもある場合は、隠れ不眠の可能性があります。

夜時間の使い方を考える!

睡眠の質が悪い人の特徴として、生活の中で、余暇や睡眠の優先順位が低いことがあげられます。
仕事や家事の優先度が高く、それらの時間が終わったら余暇や睡眠に充てる人が多いようです。
しかし、このような時間配分だと、どうしても余暇や睡眠時間が短くなります。
からだや脳の疲れは余暇を楽しんだり、睡眠をとることで解消されます。
また、余暇がストレスをやわらげ、質のいい睡眠に導いてくれるという作用もあります。
余暇といってもちょっとしたことでいいので、仕事とは違う発想や楽しみを持ちましょう。

悪習慣をストップして安眠習慣を取り入れるコツ

■ウォーキングやヨガなど少しアクディブな趣味を楽しむ
■脱コンビニ!脳を使って簡単料理を1品作る
■スマホゲームやSNSをやめて、柔らかい光での読書を楽しむ
■シャワーだけはやめて、じっくり入浴する
■持ち帰った仕事は朝に振り分け、リラックスタイムを確実に作る
■スキンケアは怠らない

疲れているからといってダラダラせず、料理をしたり、ヨガをしたりとちょっとした余暇を楽しむことがいい睡眠をとるコツです。
スキンケアをすることさえも脳の疲労をとる大切な作業になりますから、ベッドに直行せず、お肌のお手入れも怠らないようにしましょう。
まずは夜の余暇を楽しむ時間を作り、7時間の睡眠は確保できるよう生活スタイルをプランニングしてみるといいですよ!

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