今ではさまざまなオリーブオイルが売られており、値段もお手頃のものから高いものまであります。
専門店でなくてもスーパーでも数種のオリーブオイルが売られていますが、どれを買ったらよいのか迷う方も多いはず。
そこで今回は、オリーブオイルの上手な選び方・使い方をご紹介します。

エキストラバージンオリーブオイルとオリーブオイルはここが違う!

エキストラバージンオリーブオイルとは、新鮮なオリーブの実をそのまま絞っただけの、一番搾りのオイルです。
熱も一切の科学的処理も加えない製法で作られた、酸度が1%以下のものをいいます。
香りが高く、風味豊かなオイルです。

一方オリーブオイルは、エキストラバージンオリーブオイルに精製されたオリーブオイルをブレンドしたものです。
エキストラバージンよりも、風味がマイルドです。

オイルの産地の人々は、エキストラバージンしか使わないイメージですが、本場イタリアでも、多くの人はエキストラバージンオリーブオイルとオリーブオイルの2種類のオリーブオイルを賢く使い分けているようです。

3種類のオリーブオイルを上手に使い分けてみる

地中海沿岸では、たいていエキストラバージンオリーブオイルとオリーブオイルを使い分けますが、近年アメリカなどでは、揚げものにたっぷり使えて、サクッと軽く仕上がるエキストラライトオリーブオイルのニーズが増えてきました。

◆エキストラバージンオイル
サラダ、パン、ハーブオイル、ドレッシング、マリネ、パスタなどに。

◆オリーブオイル
パスタ、パエリア、ピザ、煮込み、焼きもの、炒めものなどに。

◆エキストラライトオリーブオイル
フリット、フライ、天ぷら、その他揚げもの、炒めものなどに。

オリーブオイルのテイスティング方法

一般的にオリーブオイルの風味は、フルーティ(オリーブの果実香)、マイルド(旨味)、グリーン(葉、草の香り)、ビター(苦味、辛味)などの言葉で表現されます。
家庭でテイスティングするなら、パンにつけて風味をみるのが手軽な方法です。
また、イタリアの農家のやり方に習って、ゆでた白いんげんにオイルをかけてみるのもよいですよ。

フレーバーオイル

フレーバーオイルは、ハーブやスパイスなどの風味をつけたオリーブオイル。
作り方は、オリーブオイルに素材を漬けるだけの簡単レシピです。
2~3日置いて、オイルに香りが移ればできあがりです!
そのままパンやサラダにかけても美味しいですよ。

◆バジル&白コショウ
エキストラバージンオイル200cc、スイートバジル1本、白コショウ約10粒。

◆赤トウガラシ&ニンニク
エキストラバージンオイル200cc、赤トウガラシ2本、ニンニク1片

おわりに

オリーブオイルは種類によって風味や香りも違います。
作りたい料理に合わせて使い分けましょう。
また、フレーバーオイルも売られていますが、簡単なのでぜひ自宅で作ってみたいものです。
そのまま使えますし、料理を手軽に、スピーディーに仕上げたいときにも便利です。
オリーブオイルを買う際は1本だけでなく、2本は揃えておきましょう!

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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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