ブロッコリーは、花芽の部分が大きくなる野生のキャベツを改良して生まれたものです。
健康志向の人の中で栄養価の高さが注目され、消費量も増えています。
多くの栄養が含まれているのはもちろん、ビタミンCは100g食べるだけで、成人の1日の必要量をとることができます。
今回は、ブロッコリーの凄い効能や効果的な食べ方、保存方法などについてご紹介します。

ビタミンCはけたはずれ!

ブロッコリーは、ビタミンやミネラルを多く含みます。
なかでもビタミンCの含有量の多さは群を抜きます。(100g中、120mg)
葉酸、ビタミンE、カルシウムの吸収を助けるビタミンK、胃腸薬の役割を果たすビタミンUなどの成分も含みます。
また、抗酸化成分スルフォラファン、カロテン類のβ-カロテン、ルテインなどが含まれています

【おもな成分】カリウム、カロテン、ビタミンE、葉酸、ビタミンC、食物繊維など。

効果的な食べ方

【ポイント1】茎や葉も捨てずに食べる

茎や葉には、つぼみの部分と同じくらいの栄養素が含まれているうえ、食物繊維も豊富です。
薄切りにして、つぼみの部分より少し長めに加熱するとよいでしょう。

◆つぼみ…生でも加熱しても、さまざまな料理に使えます。火の通しすぎに注意!

◆茎…食物繊維が豊富。筋ばった部分の皮を取り除くと食べやすいです。
歯がついている場合は、茹でてから炒めものなどに使うとよいでしょう。

【ポイント2】短時間で調理する

ビタミンCは熱に弱いため、栄養素を損なわないよう火はなるべく短時間で調理してください。

【ポイント3:】機能性野菜として注目

「イソチオシネアート」などの成分が消化器系のガンを、「クロム」が糖尿病を予防するとして注目を集めています。
また、老化を予防するポリフェノールも多く含まれています。

保存のポイント

■すぐに冷蔵庫へ
日持ちがせず黄変しやすいので、買ったらすぐにラップにくるみ冷蔵庫で立てて保存しましょう。

■ゆでてから冷凍
小房に分けてかために茹でて、冷凍保存できます。

■ピクルスに
カリフラワーはピクルスにも最適です。
密閉すれば半年以上はもちます。

おわりに

茎の部分には、うまみ成分や糖が多く含まれています。
糖は、収穫したときからデンプン質に変化していくので、時間が経っていない、できるだけ近い産地のものを入手しましょう。
選ぶ際は、つぼみがかたく引き締まって密集しているもの、緑色が濃いものを選んでください。

煮る、炒める、茹でる、炒める、蒸す、など調理のバリエーションも多いので、その日の気分に合わせてメニューを考えてみてください。
生でもチーズフォンデュやピクルスにすると美味しく食べられますよ!

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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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