豊富なビタミン・ミネラルが新陳代謝をサポート!

米は、米ぬか、胚芽、胚乳から構成されていますが、私たちが白米として食べているのは胚乳の部分だけ。
精米によって米ぬかや胚芽は取り除かれますが、じつはこの2つの部分にこそ栄養がたっぷり詰まっているのです。
胚芽には、代謝を助けるビタミンB1や抗酸化作用の強いビタミンE、ぬか層にも鉄分などのミネラルが多く含まれています。
また、食物繊維も豊富です。

ストレスに打ち勝つための食材として積極的にとりたいのが玄米です。
玄米には脳細胞に直接働きかけてイライラを緩和する“抗ストレス作用”のあるGABA(ギャバ/ガンマアミノ酪酸)を豊富に含んでいます。
その実力は、じゃがいもやトマトなど、GABAを含むほかの食材と比べてダントツです。
特にオススメなのが「発芽玄米」です。
玄米を水につけて発芽させたものですが、発芽することによってGABAは格段にアップします。
玄米よりも柔らかく食べやすいというメリットも兼ね備えています。

玄米は食物繊維が豊富で、消化吸収がゆっくりと進むことから血糖値が上がりにくい低GI食品としても注目されています。
“GI”とは、食後の血糖値の上昇度を示すグリセミック指数のこと。
これが高いほど、肥満ホルモンと呼ばれるインスリンがより多く分泌され、食物中の糖質が血中に取り込まれやすくなり、血糖値は急激に上がることに。
膵臓がインスリンを出し続け、疲れ切ってしまうと、結果として糖尿病などの生活習慣病をもちろん、老化を加速させてしまうことになります。
その意味でも、低GI値を誇る玄米は優秀な食材といえます。

まとめ

玄米に少し抵抗感があるという人は、白米に玄米を少し混ぜ込んだり、発芽玄米を利用してもOKですよ!

この記事が役にたったと思ったら
「いいね!」しよう

関連するまとめ

ブロッコリーには嬉しい栄養素がたくさん♪

栄養パワーで人気のお野菜「ブロッコリー」。美肌効果のあるビタミンCや抗酸化成分を含み、美容に関心の高い女性に…

玄米・ライ麦パン・そばetc…主食はGI値の低いものをチョイス!

みなさんは「GI(ジーアイ)値」という言葉を聞いたことがありますか? 耳にしたことはあるけど、実際何なのかご…

「良質な油」こそ代謝アップの秘訣!

摂りたい油と避けたい油についてまとめてみました。