更年期障害というと、まだまだ先~!と思いがちですが、最近では30代から始まる「プレ更年期障害」に当てはまる女性も増えているのだとか。
今回は、アラサー女子も見逃せないプレ更年期障害の改善方法についてご紹介します。

プレ更年期障害って?

一般的な更年期は40歳後半から50歳前半、閉経を挟んだ前後5年間をさしています。
ところが、最近では、30代、40代半ばの女性でも、女性ホルモンの分泌が乱れている人が急増中。
ストレスや急激なダイエット、睡眠不足、不規則な食生活により卵巣機能が低下してしまったことが原因と考えられています。

からだの働きを正常に保つ自律神経が乱れ、動悸やほてり、不安感、イライラ、焦燥感などの精神的症状までが現れます。
また、月経不順、不正出血などが起こることもあります。

プレ更年期障害をラクにする方法

睡眠・休養

女性ホルモンの分泌をコントロールしているのは、視床下部という部分です。
視床下部では、呼吸や汗、血液循環などを支配する自律神経も調整していますが、女性ホルモンの分泌が減少すると、自律神経のバランスがうまくとれなくなってしまいます。

このバランスをうまく保つには、心身ともにリラックスさせることが大切です。
できるだけ睡眠・休養をしっかりとり、体力の低下を回復させたいものです。

アロマオイルやアロマキャンドルなどアロマテラピーを利用してみるのもオススメの方法です。

食生活の改善

自律神経のリズムを整えるには規則正しく食事をとることが大切です。
しっかり食事をとることで、からだと心を元気にする栄養素も確保できます。

たとえば、イソフラボンが含まれる大豆製品には、女性ホルモンに似た働きをし、更年期のほとりなどを減らす作用があります。

また、しょうが、にんにく、にら、たまねぎなどはからだを温め、きゅうり、すいか、トマトなどはからだの熱を冷ますといわれています。
冷え、ほとりなどの症状に合わせて食材を選ぶようにしましょう。

マッサージ

アラサーになって、肩こり、腰痛、むくみ、などの悩む女性は多数います。
これらは自立神経のバランスの乱れや、血液の循環が悪くなって起こるものです。

つらい症状をラクにするには、マッサージ、整体、お灸、鍼などがオススメです。
からだの症状がやわらぐと精神も安定しますし、質の良い眠りも得られます。

また、自宅でもお風呂上りなどからだの温まっているときに自分でマッサージするのもよいでしょう。
入浴後、寝る前などに試してみてください。

おわりに

更年期障害の症状は30代からでも起こります。
体調不良が続く場合は、自律神経が乱れている可能性も大です。
しっかり休息・睡眠をとり、バランスのとれた食事を心がけましょう。
あまりに症状が酷い場合は、婦人科に受診して相談することをオススメしますよ!

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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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