亜麻仁油【セラミドの材料となりみずみずしい肌に!】

アマ科のアマから抽出した油で、オメガ3系の脂肪酸のひとつであるα-リノレン酸が含まれています。
オメガ3系脂肪酸は生きるために必要な必須脂肪酸で、肌を外気の刺激から守るセラミドをつくる材料となります。
また、コレステロールを下げ代謝を促進する作用もあるとされています。
加熱すると酸化してしまうので、生のまま使用しましょう。

えごま油【脂肪燃焼の着火剤としてダイエットに有効】

シソ科のエゴマから抽出された油で、亜麻仁油と同様にα-リノレン酸が約60%含まれていることが特徴です。
α-リノレン酸は、脂肪分解酵素を活性化する働きがあります。
そのため、中性脂肪や皮下脂肪は燃焼され、脂肪のつきにくいやせ体質になります。
熱すると酸化するので、生のままドレッシングにするのがオススメです。

ごま油【血行をよくし、冷えや乾燥を改善!】

主成分であるリノール酸は、体内ではつくることのできない必須脂肪酸です。
血中コレステロールや中性脂肪を調整するとともに、血液をサラサラにします。
血液がキレイになれば活性酸素や老廃物のデトックスもスムーズになり、さらにビタミンEとの相乗効果で冷えや乾燥を改善します。
熱しても酸化しにくいため、加熱調理に向きます。

ココナッツオイル【体の中をキレイにデトックス!】

豊富に含まれている中鎖脂肪酸は、一般的な油よりも早く消化・吸収されるため、エネルギーになりやすく太りづらいです。
中鎖脂肪酸の一種、ラウリン酸は母乳にも含まれる成分で、腸内環境をクリーンにし、便秘改善にも役立ちます。
熱に強いため、天ぷらや揚げ物などにも使用します。

オリーブ油【肌のトラブルを解消してアンチエイジング】

主成分であるオレイン酸は脂肪酸のひとつですが、その中でも酸化しにくいといわれています。
そのため、体内や肌の老化を防ぎ、いつまでも若々しさを保ってくれます。
オリーブ油の種類はたくさんありますが、特に果実を搾ってろ過しただけの、一番搾り油であるエクストラバージンオリーブ油がオススメです。

おわりに

ダイエットしたら、肌や髪がパサついてしまった…、などという経験がある方は、油を敬遠せず、今回ご紹介した油を積極的に食卓にとり入れてください。
美容と健康の近道は“良質な油”です。
炒めものや揚げ物には、熱に強いオリーブ油やごま油、ココナッツオイルを、ドレッシングや生で使う場合は、亜麻仁油やえごま油をチョイスしましょう。
何種類かの油をキッチンにストックしておくのもいいですよ!
ただし、あまり長い間放置しておくと酸化してしまうので、開封したら早めに使いきるようにしましょう。

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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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