卵は1日1個食べると、実はダイエットにも健康にもよいといわれています。
卵はコレステロールが蓄積されると思われがちですが、食べ過ぎなければ実はダイエットに最適なんです。
今回は、1日1個卵を食べるメリットについてご紹介します。

卵の栄養バランスが凄い!

卵は腹持ちのよい食材です。
腹持ちがよいことで、朝食に食べると、昼食のカロリー量も減り、その結果、1日トータルのカロリー量も少なくなるという研究報告もあります。
卵は、良質なたんぱく質源です。
体が必要とする必須アミノ酸をバランス良く含んでいるのです。
必須アミノ酸は、たんぱく質を形成する20種類のアミノ酸のうち、体内でつくれない9種類を指します。
食べ物からとる必要があり、どれかひとつ欠けても筋肉や血液、骨などが形成できなくなります。

また、脂肪の代謝を促すレシチンが含まれています。
レシチンは新しい細胞をつくったり、必要な栄養素を細胞内にとり込んだりします。
細胞をみずみずしく保つのに欠かせない物質です。

コレステロールは大丈夫?

かつて卵はコレステロールが多いとされていましたが、コレステロール値が正常で健康な人は問題ありません。
むしろ、血管壁にこびりついたコレステロールを取り除きます。
さらには、中性脂肪の量を調節する働きもあるので、内臓脂肪の蓄積を抑えます。

※コレステロールって何?
脂質の一種。細胞膜や女性ホルモンの原料になる。
脂肪の消化・吸収に必要な胆汁酸の原料にもなる。

卵は、女性ホルモンをつくる原料の源

女性の場合、コレステロールの材料となる脂質をあまりとらないでいると、生理不順になったり肌が荒れたりします。
卵で脂質を補うことで、肌荒れ予防、美容にも効果が期待できます。

卵の消化時間とよい食べ方・悪い食べ方

■半熟卵 温泉卵 1時間30分→よい食べ方
■生卵 ゆで卵 2時間強~3時間
■玉子焼き 3時間以上
■スクランブルエッグ 加熱によって卵黄が酸化する→悪い食べ方

まとめ

① 良質のたんぱく質源
② 血管壁のコレステロールを除去
③ 中性脂肪の量を調節→内臓脂肪の蓄積を防ぐ

卵はたんぱく質豊富で、ビタミン、ミネラルも凝縮するスーパー完全食です。
お肌に気遣う女性は、1日1個は食べるようにしたいものです。
消化によく体に一番優しい食べ方は、半熟卵。
胃腸の弱っているときや病気のときでもいただけます。
半熟卵や温泉卵は、いろいろなメニューで活用できのが魅力。
パスタや丼などとの相性もバツグンです!

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