気分が沈んだときにココロをゆるめる食べ物・飲み物5選
気分が晴れないときは、自律神経をゆるめる「温かいもの」や即効性のある「甘いもの」が効果的!自分が「美味しい!」と思うものを選んで気分をスッキリさせましょう!
食べ物はからだだけでなく、こころにも影響します。
ストレスがかかると無性に甘いものが食べたくなるときってありますよね。
実際、甘いものを食べるとすぐに快感をもたらせてくれることは、実験でもわかっているんです。
今回は、なんだか気分が晴れないとき、イライラしたときにすぐに気持ちを落ち着かせる食べ物・飲み物をご紹介します。
食べて飲んで今すぐホッとする食べ物
1. 甘いもの
甘いものを食べると、脳内の快楽物質「エンドルフィン」が増え、食べるとすぐに快感をもたらせてくれます。
「疲れたなぁ」と思ったときに甘いものが欲しくなるのは、実に理にかなったことなのです。
また、精神を安定させるセロトニンを増やすにも糖分が必要になります。
血糖値が上昇し、脳のセロトニンの材料であるトリプトファンが取り込まれやすくなります。
ただし、とり過ぎるとかえってこころが不安定になることもあるので、ダラダラ食べ続けないことも大事です。
2. 温かいもの
温かい食べ物や飲み物をとると、心とからだがほっとしますよね。
温かいものをとると、それが消化管を通ることで素早くからだの深部体温が上昇します。これにより、消化管にある神経が刺激され、副交感神経が優位に。その結果、気分がリラックスします。
ホットドリンクのカップを両手に持つだけでも、リラックス効果を得られますよ。
3. チョコレート&ココア
チョコレートやココアに含まれるカカオにはギャバとテオブロミンという2つのリラックス成分が入っています。
ギャバは、イライラやうつ気分を改善する効果があり、摂取量が多いほど効果が高まるそうです。
持続時間は2時間程度なので、ここぞというときにとると◎。
苦み成分であるテオブロミンは、リラックスとともに血流を促進し、からだを温める作用もあります。
4. 緑茶
緑茶にはテアニンと呼ばれるリラックス成分が含まれています。
最近の研究では、テアニンを1日1gとると、イライラや不安、重症の月経前症候群が緩和されることがわかっています。
テアニンをたっぷり抽出するには、ぬるめの湯でゆっくり入れること。
テアニン配合のドリンクも手軽でオススメです。
5. ハーブディー
からだを温めながら、アロマセラピー効果が得られるハーブティー。
オススメリラックスハーブは、カモミール、リンデン、レモンバーベナ、レモンバーム。
カモミールはリンゴのような甘い香りで消炎、鎮静、筋肉の緊張を和らげる作用があります。
リンデンは、夜飲むと安眠効果が。レモンバーベナとレモンバームはさわやかなレモンの香りで鎮静作用があります。
おわりに
イライラしたときや気分が沈んだときは、「甘いもの」や「温かいもの」を食べて飲んで、今すぐこころをホッとさせましょう。
甘さを求めるならココアやチョコレート、香りを楽しみたいならハーブティーを。
ただし、甘いものをとりすぎると、かえってイライラを招くこともあるので、食べる分だけ出しておくといいですよ。
最近では、ギャバやテオブロミン強化型のチョコも売られているので、カカオ分が多く、これらの含有量が多い商品を選ぶといいでしょう。
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東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。
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