正しく使って廃棄ゼロ。

食べ残しや腐らせてしまった事により、生ゴミの廃棄をせざるを得なくなる事がありますが、生ゴミの廃棄については、いろんな自治体などで、ムダをなくそうという運動が活発化しています。
そんな流れに沿って、まずは、冷蔵庫の使い方を見直してみる事から始めてみては如何でしょうか。
冷蔵庫を正しく使う事で、生ゴミを出す量を減らせるかもしれません。

冷蔵・冷凍の基礎知識。

冷蔵庫の通気口を食材などで塞いでしまうと、冷えにくくなってしまい、食材が腐る原因になってしまいます。
賞味・消費期限を守っていても、冷蔵庫自体をきちんと使えていなかったら、意味がありません。
冷蔵庫の収納は「8割収納」を心がけましょう。

冷凍庫は、冷蔵庫とは反対で、スペースがあると冷気が逃げやすく、凍らせる力が弱まってしまいます。
ですので、冷凍庫内をパンパンに詰めて収納するのが良いです。あまり冷凍庫を使用せず、いつも冷凍庫内に余裕がある場合は、水を入れたペットボトルを入れて、隙間埋めをすると良いです。

チルド室の温度は、冷凍庫と冷蔵庫の間の温度であり、発酵食品の発酵を遅らせてしまいます。
ですので、ヨーグルトなどをチルド室で保管するのはNGです。発酵食品をチルド室で保管していると、すぐに分離してしまいます。気をつけてくださいね。

冷蔵庫の敵に負けない使い方。

冷蔵庫内の食材を腐らせると言われている、エチレンガス。様々な食材から、この冷蔵庫の敵であるエチレンガスが発生する為、保管の方法を考えなくてはなりません。エチレンガスの影響を受けなければ、食材も長持ちしますので、ひと手間を取り入れてみましょう。

トマト・ナス・リンゴなど、普段から食卓に並びやすい食材からもエチレンガスは発生します。なので、余計に気をつけたいと考えます。

エチレンガスが発生する食材は、他の野菜などと一緒に保管しない事が大切です。だからと言って、エチレンガスが発生する食材としない食材の保管を分ける為に、もう一台冷蔵庫を設置する訳にはいきませんし、その必要もありません。

エチレンガスが発生しやすい食材は、ラップに包み、その上で保存袋に入れて保管すると、他の野菜などに悪影響を及ぼす可能性は低くなりますので、このひと手間を是非取り入れてみてください。

片や、エチレンガスが発生しやすい食材を活用する方法もあります。それは、女性が大好きな食材、アボカドです。

スーパーでアボカドを購入しても、だいたいはすぐに食べられないですよね。それは、なぜか。そう、まだ固く、柔らかくなるまで待つしかないからです。たくさんの方がこのご経験をされていると思います。

そんな時は、アボカドとリンゴを一緒に保存袋に入れて保管しておくと良いでしょう。何もせずに保管して、柔らかくなるまで待つよりも、早く食べられる柔らかさになってくれると思います。

便利な冷凍保存の悩みを解消。

仕事・育児・家事など、バタバタな日々を送っていると、毎日スーパーへ買い物に出掛ける時間も余裕もないと思います。

となると、休みの日に、一週間分をまとめ買いしますよね。
その中には、お肉も含まれているはずで、それらをずっと冷蔵庫で保管しておく訳にはいかず、冷凍保存をされていると思います。

しかし、いざ使おうと思った時、冷凍焼けしていて、食材がダメになってしまったというご経験がある方もいると思います。
冷凍焼けは、冷凍庫の開け閉めによる温度変化により、お肉から水分が抜けて酸化する事が原因です。

解決策としては、一回分の使用量ずつ小分けにしてラップで包み、さらにアルミホイルに包んで冷凍保存すると、冷凍焼けを防ぐ確率がグンとアップします。

ラップで小分けをしている方は多いと思いますが、ラップは少しだけ通気性があるので、食材の水分量を保ったり・ニオイを遮断する為には、さらにアルミホイルで包む事がベストです。

アルミホイルは熱伝導も良い為、より早く食材を冷凍できるというメリットもありますので、是非このひと手間を取り入れていただきたいと思います。

ご紹介した冷蔵庫の使い方は、保管する場所を間違えない事と保存方法を見直すだけなので、ひと手間とも言えないくらい、面倒ではない作業だと思います。
結婚している・していないに関わらず、家庭的な知識を身につけておく事は大切だと思うので、是非、頭の片隅に入れておいてみてはいかがでしょうか?

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