「免疫」とは、わたしたちのからだが持っている自然治癒力です。
日々快適に過ごすには「食事の仕方」が重要なキーポイントとなっています。
今回は、免疫力を上げる食事のヒントをご紹介します。

1.温かいものを食べてからだを温める

免疫細胞は37℃前後のやや高めの体温で元気に働いてくれます。
逆に体温が1℃下がると、免疫力が30%、代謝が10~20%も低下するといわれています。

とくに暑い季節は冷たいものばかり食べてしまいがちですが、一年を通じてからだを冷やさないように注意することが大切です。
冷たいものばかり食べるとお腹が冷えて、腸内の善玉菌も減少して免疫機能を低下させてしまいます。
温かいものを食べてからだを温めることは、一番簡単にできる免疫UP法です。

体温が1℃上がると、免疫力は5倍~6倍も上昇するといわれています。
お茶などは温かいもの、できればお水も常温。
お野菜が入った温かいスープなら、栄養素もしっかりとりながら、水分補給できるので一石二鳥です。

2.好きなものを楽しく食べる

「免疫力を上げる食事」といってもあれこれ難しいことを考えずに、好きなものを美味しく食べることも大切です。
楽しみながらリラックスして食べると、β-エンドルフィンというホルモンが分泌され、アドレナリンやノルアドレナリン、コルチゾールといったストレス対抗ホルモンの分泌を抑制してくれます。
「美味しい」とリラックスしながら食べることで、胃腸の働きも活発になって、消化・吸収もよくなりますよ!

3.食品添加物はなるべく避ける

わたしたちの身近な食品のなかには、食品添加物が多く含むものもあります。
なかには発がん物質となるものや、活性酸素を発生させるものなどあり、からだに蓄積されると免疫力を低下させてしまいます。

手軽に食べられるインスタント食品やファーストフード、加工食品はなるべく避け、野菜や果物なら農薬の少ないもの栄養豊富な旬なものを選ぶようにしましょう。

おわりに

免疫力を高めるためには、なるべく温かいもの、安全な食べ物をとりいれるようにしましょう。
また、食べる時には“よく噛む”こと。
噛むことで、胃腸の働きを活発にして、免疫細胞に必要な栄養素の吸収も高めてくれます。
やわらかいものばかりでなく、食物繊維の多い歯ごたえのある食べ物を選ぶようにしましょう。

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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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