続・アンチエイジングに効く食べ物ってどんなもの?【パートⅡ】
【パートⅠ】に引き続き、アンチエイジングに効く食材・栄養素についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
【免疫力】にんじんに含まれるβ-カロテン、キノコの含まれるβ-グルカンが代表格!
体の酸化とは細胞の酸化。加齢と共に免疫細胞も老化していきます。
注目すべきは粘膜の保護、修復を助ける抗酸化物質で、その代表格がβ-カロテン、β-グルカン。
粘膜とは、全身を覆う皮膚を含め、のどや鼻、消化器官など、最初にウイルスなどの外敵から攻撃を受ける部分。
ここの防御が崩れれば、次は白血球を中心にした免疫システムの出番です。
これらはたんぱく質からできているので、たんぱく質の摂取も大切です。
主な栄養素
たんぱく質・ビタミンA、C・グルカン・亜鉛
代表的な食材
たんぱく質食品・貝類・果物・にんじん・きのこ類
【睡眠】消化吸収の良い食材で、早めの夕食を!
睡眠中も体はさまざまな代謝活動を続けています。
つまり何よりも大切なことは、食べ物の消化によって、それらの活動を邪魔しないこと。
体の修復を担うたんぱく質や抗酸化成分を、消化吸収の良い調理で取り入れることが大切です。
寝付けない場合は、スムーズな神経伝達を行い、神経の高ぶりを鎮めるカルシウムを多めに摂りましょう。
寝る前は温めた豆乳や牛乳で胃腸をいたわってあげるといいですよ。
主な栄養素
たんぱく質(アミノ酸)・カルシウム・マグネシウム
代表的な食材
乳製品・海藻類・ナッツ類・豆乳・ドライフルーツ
【血液】血流にはEPA・DHA。貧血には鉄分。そして何よりたんぱく質を忘れずに!
加齢と共に、中性脂肪やコレステロールが血管に溜まり、やがて血栓に。
それを予防する物質が、魚に含まれるEPAやDHAという脂肪酸。
また、玉ねぎやにんにくの辛味の成分、硫化アリルはコレステロールの代謝を促すといわれていますが、加熱によって別の物質に変化してしまいます。
血液サラサラには生食がオススメです。
アンチエイジングと貧血対策、両方の効果を狙うのであれば、鉄分の豊富な乾物や緑黄色野菜を。
そして白血球や血管を作っているたんぱく質も忘れずに。
主な栄養素
EPA・DHA・硫化アリル・鉄・納豆キナーゼ
代表的な食材
青魚・玉ねぎ・にんにく・にら・納豆・お酢・レモン
【目】粘膜を守る抗酸化物質、β-カロテンと共にポリフェノールも押さえる!
目の老化が気になる人が注目すべきは、網膜などの粘膜の保護や修復に働くβ-カロテン。
にんじんに多く含まれる抗酸化物質で、体の中で必要に応じてビタミンAに変わり、酸化と戦います。
また、ブルーベリーが目の老化に効くといわれる理由は、紫色のアントシアニンという物質によるもの。
これも酸化と戦うポリフェノールの一種で、ブドウやビルベリーにも多く含まれています。
β-カロテンもアントシアニンも、強い抗酸化作用によって、目を含む全身の酸化を防いでくれます。
主な栄養素
ビタミンA・アントシアニン・ルテイン
代表的な食材
にんじん・ブルーベリー・ほうれん草
アンチエイジングに効果的な食べ物は、偏った食べ方、飲み方はせずに、バランスよく食べるようにすること。
今日からでも、上記を意識した食事を始めてみてはいかがでしょうか?
パートⅠはこちら。
この記事が役にたったと思ったら
「いいね!」しよう
関連するまとめ
つらい目のかゆみ、鼻水、鼻づまり、…そろそろあの時期!これを食べて今からできる花粉症…
まだ冬だからといって気を抜いていませんか?すでに近づいていますよ花粉症の時期。 毎年悩まされている人も多いは…
「あさんぽ」しませんか?たった10分で1日をハッピーに!
1日をハッピーにすごす朝活は、「あさんぽ」だった?!初夏の季節にぴったりな「あさんぽ」を紹介します。
朝活は無理!ならば、合計たった10分で「良い朝」を迎える一歩を踏み出そう。
朝活を積極的に行う女性が増えてきましたね。カラダを動かす事や、カラダに良い食事を朝から外で摂取するなど、朝活…
東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。
アクセスランキング
人気のあるまとめランキング