1年の中で着物を着る機会はなかなかないですが、観劇や茶席などへ出かける際に着物をセレクトするのもいいものです。
華やかな帯をしめて劇場に足を運べば、まるでオペラのヒロイン気分に♪
今回は、着物のオシャレを楽しむための、メイクや着こなし術を伝授します。

着物の色柄を意識したメイクカラーをチョイス!

リップメイク1:温かみと華やかさのある、フェミニンなピンクの唇

着物が暖色的であれば、そのやさしげな雰囲気にあるリップカラーをポイントに!
観劇など華やかな席であればパール感をプラスして、華やかでほどよくしっとりメイクに仕上げましょう。
唇をふっくら見せたい人は、ゴールドパールをちりばめたグロスで立体感を出すと◎。

リップメイク2:カルチャーを楽しむ日は、知的なベージュの唇

美術館や映画館へ行く日は、主張しすぎない知的メイクがオススメ。
ペールトーンが美しい着物にはベージュ系のリップを。
アイメイクも控えめにすると、ナチュラルな印象に仕上がります。
リップライナーは使わず、ブラシだけで仕上げる方がやさしげな口元になりますよ。

リップメイク3:主張ある着物には、赤みを効かせた唇に

着物や帯の柄に個性がある場合は、唇にも色を差すなど、しっかりめのポイントメイクがオススメです。
ゴールド系のグロスをプラスすれば、輝きが増して今っぽい仕上がりに。
リップラインがぶれないように、丁寧に塗るのがコツです。

着物の着こなしポイント3つ

1:着物の色に合わせたヘアアクセで遊び心をアピール

着物の色を拾ったかんざしをプラスすれば、カジュアルな紬にも華やかさが誕生。
大人であれば、繊細で小ぶりなものを選び、さりげなくつけるのがポイントです。
きものや帯のグリーンと、反対色の赤も入った華やかなかんざしで、遊び心をさりげなく表現してみて。

3:扇子とクラッチバックでオシャレ感を演出

フォーマルな席や、目上の方と会うときのポイントとなる小物が祝儀扇子。
広げてあおぐものではなく、左胸の帯の間に差すことで謹みの心を表現しています。
洋風の小ぶりなクラッチバックを合わせて、オシャレで上級コーディネートに。

2:足元はカジュアルでもOK

紬のような普段着には、足元は下駄でもOK!
カジュアル感が出せるので、気負わずに楽しむ友だちとのお出かけにもピッタリです。
裏にゴムを貼った下駄なら音がせず、美術館や図書館など静かな場所でも安心です。

着物とTPOに合わせたリップ中心のメイクがオススメ。
小物はセンスが問われる重要アイテムなので、上記の差がつくポイントをチェックしてみてください。
年末やお正月、華やかな着物を着こなして、お出かけしてみてはいかがでしょうか♡

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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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