現代の20代~40代の女性のライフスタイルは、昔に比べてずいぶん変わっています。
女性も社会に進出する時代になり、職場でもストレスにさらされるようになりました。
また、結婚や出産、育児などもストレスの引き金になります。
結婚後も働く人が増えたことなどで、あらゆる負担をひとりで抱え込む女性が増えています。
“自分は大丈夫”と思っていても、心の病気はいつ発症するかわかりません。
仕事や育児などをきっかけに、うつ病になる女性も多いのです。

うつ病のタイプはいろいろ

心の病なかで、もっとも多いのはうつ病です。
「心の風邪」ともいわれるぐらい、誰でもなりうる病気なのです。
うつ病は、落ち込みやすい人がなる印象がありますが、実は明るくて陽気、リーダー的な存在の人でもなることがあります。

また、うつ病の種類にもさまざまタイプがあり、抑うつ状態がずっとつづく「大うつ病」をはじめ、躁とうつを繰り返す「双極性障害」や「非定うつ病」「気分変調症(仮面うつ病)」などがあります。

こんな性格の人は要注意!

■まじめで繊細、完璧主義な人

几帳面でまじめ、とても細やかなので、一生懸命物事に取り組みます。
その反面、融通がきかず、ついオーバーワークになりがちに。
抑うつ状態がつづく「大うつ病」に多いタイプ。

■陽気でリーダー的存在の人

活発でよくしゃべり、冗談も得意。
リーダーシップを発揮し、まとめ役になることも。
しかし、疲労が重なると躁状態と抑うつ状態を繰り返す「双極性障害」になりやすいタイプ。

■他人に不信感を持ちやすい人

自己愛が強く、対人関係に過敏。
注意されると過剰に落ち込みます。
抑うつ状態になると、生活リズムが乱れるほど眠ってしまったりします。
「非定型うつ病」に多いタイプ。

■自分に自信が持てない人

自分自身を否定して、ちょっとしたことでもすぐ悩んでしまいます。
抑うつ状態の程度は軽いものの、だるさがとれず不調を訴える「気分変調症(仮面うつ病)」に多いタイプ。

おわりに

うつ病はコツコツと物事に取り組むがんばりやさんに多いといわれています。
仕事にも人間関係にも、家庭にも育児にも一生懸命になり、気がつくと心もからだも疲れきってしまっていることがあります。
“わたしは大丈夫”と過信するのは危険です。
憂うつな気分から抜け出せず、食欲がなくなったり、夜眠れなくなったり、だるさや疲れが2週間以上続いたら、からだのSOSかもしれません。
そんなときは、自分で解決しようとせず、心療内科や精神科に受診するようにしましょう。

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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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