毎日の食事で「何を食べるか」は、免疫力を高めるために重要です。
免疫力アップには、体温を上げること。
ここでは効率よく身体を温める料理の組み合わせ方についてご紹介します。

主食・主菜・副菜・汁物

■主菜
海のミネラルを含む魚介類、または脂質が少ない肉を中心に。
豆腐などの植物性たんぱく質も上手に取り入れましょう。

■副菜
副菜は毎食1~2品用意します。
食物繊維を豊富に含む野菜、海藻、きのこをたっぷりと。
薬味を活用して味の幅を広げると◎。

■主食
主食となる炭水化物は、あまり精白されていないものを選びましょう。
小麦粉で作られるパンやうどんなどはなるべく避け、お米を中心に。

■汁物
大豆を発酵させた味噌をつかう味噌汁は身体を温めます。
根菜をたっぷり入れるなど、具の種類や量を増やせば野菜不足を解消できます。

穀物を中心に野菜や魚介類を組み合わせる

基本の食事は和食です。
ごはんを中心の主食と、野菜たっぷりの副菜。それに体温を上げて身体をつくる良質のたんぱく質からなる主菜がそろう食事が理想的です。
穀類は、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な玄米や、雑穀米を選ぶと◎。
また、女性ホルモンのバランス改善効果のある大豆や、利尿作用、強心作用がある小豆、滋養強壮、疲労回復、美肌に効果がある山いもや里いももオススメです。

また、日本の近海で獲れる魚介類は体温を高める働きがあるうえ、海水にはミネラルが豊富に含まれているので、穀物に合わせ、お魚も上手に取りいれましょう。

お肉は、羊肉や赤身肉が◎

主菜は、肉・魚・卵・豆・大豆製品など、たんぱく質が豊富な食材を使うおかずです。
お肉の摂りすぎは、免疫力低下、病気を招くことも。
食べるときは、脂質の少ない赤身部分の肉を少し食べるのがオススメです。
内・豚は脂質が多い傾向にあるので、羊など脂質の少ないお肉を活用するといいですよ!
また、しょうがやにんにく、にょうが、しそ、山椒などを一緒に使うことで、身体を温める効果がアップします。

間食はチョコレート、ココア、小豆、果物を使ったものを

どうしても食間にお腹が空いてしまうときもあるでしょう。
そんなとき、スナック菓子やジュースを選ぶよりも、免疫力アップにつながるものをチョイスしましょう。
おやつにするなら、チョコレート、ココア、果物を使ったスイーツがオススメです。
これらには食物繊維が含まれていますし、少量でも腹持ちがいいため、空腹感を抑えるのに役立ちます。
また、スナック菓子に比べて、ビタミン、ミネラルなど、代謝に必要な栄養素も一緒に摂取できます。
果物の皮をむいたり、カットするのが面倒なときは、ドライフルーツが便利です。

おわりに

朝食は、にんじんジュースやりんごジュースなどフレッシュなドリンク、昼食はヘルシーなそば、夕食は和食メニューでお野菜やお肉、お魚をしっかり食べるのが理想です。
前日の夕食が終わってから続いた断食状態のあとは、ビタミン、ミネラル、糖質がとれる生ジュース、昼食は消化がよくてたんぱく質が補給できるそば、夕食は身体を温める食材をたくさん使った和食を食べると免疫力がアップします。
同じ食材ばかり食べていると飽きもきますし、不足する栄養素が生じるので、上手にローテーションさせながら、いろいろな食品を食べて変化をつけるといいでしょう。

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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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