免疫力が上がれば、心もからだも自然と元気になります。
実はちょっとしたことで、免疫力はUPできるんです!
今回は、今日から実践できる「小さな生活習慣」をご紹介します。

1.笑顔

笑って心がリラックスすると、脳からβ-エンドルフィンが分泌されます。
このβ-エンドルフィンはアドレナリンなどのストレス対抗ホルモンの分泌や、活性酸素の発生を抑制して、免疫システムを活性化するといわれています。
また、がん細胞を攻撃してくれるNK細胞も活性化することから、がん治療に笑いを取り入れている医療機関もあるそうです。

大笑いが難しいとしても、毎日鏡を見るときに口角をあげるだけで、本当に笑っているときのように脳をリラックスさせることができますよ。

2.お風呂

お風呂はからだをキレイにしてくれるだけでなく、血液の循環をよくしたり、心身の疲れを癒してくれる働きがあります。
いつもシャワー浴で済ませてしまう人も、週に何度かは湯船につかるようにしましょう。
38℃~40℃くらいにお湯にゆったり入ると副交感神経の働きが盛んになり、リラックスホルモンのβ-エンドルフィンが分泌されて、免疫力をUPしてくれます。

3.深呼吸

気持ちが焦っていたり、不安になっているときは自然と呼吸が浅くなっています。
逆に副交感神経が働いてリラックスしているときは、ゆっくりと呼吸をしています。
このように呼吸と精神状態は深く結びついているので、呼吸をコントロールすることで、気持ちもコントロールすることができます。

ストレスを感じたら、ゆったりと腹式呼吸をしてみましょう。
深く呼吸をすることで、副交感神経が高まってリラックスするとともに、血液の循環がよくなり、免疫細胞を活性化します。

4.エアコンオフ

私たちのからだは、暑いときには汗をかいて気化熱で体温を下げたり、寒いときには血管を収縮させたり皮膚の毛を立たせて体温を奪われないように対応しているのです。

しかし、現代の世の中ではエアコンが普及しているので、1年中室内が適温に保たれています。
暑い夏でもいつも涼しい部屋にいると、自分の力で体温調節できなくなってしまい、免疫細胞も十分に機能できなくなってしまいます。
冬は皮膚や粘膜の乾燥をまねき、夏は冷えの原因ともなります。
自分で体温調節できるようなるべくエアコンに頼らない生活を心がけましょう。

5.散歩

運動して汗を流すと新陳代謝が活発になり、体内の有害物質を排出したり、免疫細胞を活性化することができます。
毎日、継続してからだを動かせば、免疫力を高めることができます。

とはいえ、きつい運動は肉体的・精神的にもストレスになり、逆に免疫細胞の活動を抑えてしまうことも。
負荷がかからない軽いウォーキングや散歩なら、毎日の習慣に手軽に取り入れられますし、ストレスも解消できます。
まずは1日20分からでもOKですよ!

どれもとても簡単なことなので、今日からでも実践して、心もからだも元気なからだを作りましょう!

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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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