帰宅時間が遅かったり、仕事が忙しかったりすると、湯銭につからずシャワーで済ましてしまうこともありますよね。
最近の若い人たちに低体温の人が多いのは、湯船につからずシャワー浴が習慣化しているからだともいえます。

入浴のもつ大切な効果は、「体を温めること」と「老廃物を出すこと」です。
シャワーだけではこれらの効果は補えませんし、特に冷え性の女性はきちんと湯船につからないと体の芯から温めることができません。
そこで今回は、体の温め効果の高い3つの入浴法についてご紹介します。

1. 半身浴

半身浴は、とくに下半身が冷えている人にオススメの入浴方法です。
半身浴でつかるお湯の量は、浴槽に座った時にちょうどみぞおちに水面があたる程度がベストです。
浴槽の半分ぐらいを目安にすると良いでしょう。
みぞおちから下の部分だけをお湯につけて、ゆっくりじっくり体を温めます。
肩が冷えないようにするには、乾いたタオルを肩にかけておくと良いですよ。

温度は、39℃以下のぬるめにしてください。
20分から40分ほどお湯につかると、全身から汗が噴き出してきて、心も体もスッキリします。

たくさんの汗をかくので、入浴前と入浴後は必ずコップ1杯のお水を摂取するようにしてくださいね!

2. 全身浴

半身浴する時間がないという人は、出たり入ったりする「全身浴」を試してみてください。
温度は42℃くらいの熱め。肩まで入れて3分つかったら、お湯からでて、3分ほど体を冷まします。また湯船に3分つかります。これを3回繰り返すだけで、かなりの発汗作用がありますよ。

3. サウナ浴

サウナの効用は、体中の毛穴が開き、体内の老廃物が一気に外に排出されることです。
体温も上昇することにより、老廃物の燃焼も促進されます。

サウナ浴の方法は、サウナに8~10分ほど入り、冷水シャワー、もしくは水風呂に入ります。
しばらく休憩し、再び熱いサウナに入ることを何度か繰り返します。

交代浴をすることで、血管の拡張と収縮が交互に行われ血流が良くなり、疲労物質である乳酸や老廃物などを取り除くことができます。

ただし、高血圧や心臓に病気のある人は、長時間のサウナ浴は避けるようにしてください。

おわりに

体を目覚めさせるには40℃以上の熱めのお湯、リラックス効果を得るには39℃以下のぬるめのお湯がいいといわれていますが、実際は自分が気持ちいいと感じる温度でかまいません。

大切なのは心と体をリラックスさせることですから、温度はそれほど気にせず自分が気持ちいいと思える温度で入浴を楽しみましょう。
シャワー浴からお風呂に切り替えることで、1ヶ月ほどで肌の調子や冷え性が改善されているのを実感できるはずですよ!

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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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