美容液やパックでケアしてひと晩寝れば肌の調子が復活したのに、最近はどのコスメを使っても効果が出ない……と思ったことはありませんか?
本来なら肌が持っているべき「再生力」が衰えて、「お疲れ肌」になってしまっているのかもしれません。
ハリのない肌になってしまった原因は必ずしも加齢によるものではありません。
たんぱく質不足が肌を萎ませてしまっている可能性もあります。

たんぱく質不足は老け顔の原因!

お肌は、水分以外の約60%がたんぱく質でできています。
たんぱく質が足りていない肌は、ハリや弾力、みずみずしさが失われ、萎んだ印象の老け顔になってしまいます。

いろいろなたんぱく質をとる!

もともと、たんぱく質は一種類ではなく、たくさんの種類があります。
そのため、さまざまな食べものをバランスよく食べなくてはいけません。
肉類、魚類、卵、大豆製品、乳製品と、たんぱく質を含む食べものはさまざまありますが、できるだけ多種類を食べることがオススメです。
外食が続くと肉料理に偏ってしまいがちですが、たまにはお魚を選んだり、豆腐やおからなどの大豆製品、アーモンドとごまといった植物性のたんぱく質へのシフトもよいでしょう。
「肉だけ」「卵だけ」といいうような単一の食べものの過剰摂取にならないよう心がけてください。

たんぱく質の倍以上の野菜を食べる!

たんぱく質をとるときは、倍以上の量の野菜を一緒に食べることも大切です。
とくにたんぱく質の代謝を促すビタミンB6を含む野菜、赤ピーマン、モロヘイヤ、かいわれ大根、干ししいいたけがオススメです。
サラダに彩りとして添えたり、お味噌汁に加えて食べるようにしましょう。

1日に必要なたんぱく質の量

18歳以上の女性では50gが目安量です。
具体的にどのくらいのたんぱく質をとればいいのかというと、

【例】
朝は、季節の野菜サラダ、納豆1パック、お味噌汁
昼は、豆腐1/3丁、さば1切れ(100g程度)、野菜のおひたし、玄米ご飯
夜は、鶏肉(100g程度)ときのこの炒め物、漬け物

これくらい食べると、推奨されている量をクリアすることができます。

おわりに

毎食たんぱく質を食べ、同時に野菜を食べるのが理想的な食事です。
自宅でご飯を作る際は植物性のたんぱく質を食べて、同時に含まれている食物繊維で腸をクリーンアップ。
外食では肉も魚も好きなものを、野菜と一緒に食べるようにしましょう。
身体と肌はつながっているので、身体が健康になれば肌も元気になりますよ!

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