わたしたちは、毎日の食事でいろいろな食材を食べています。
免疫力をアップさせる働きがあるものもあれば、そうでないものもあります。
同じ食べるなら、体にいい食材を食べて免疫力を高めたいですよね!

1位:しょうが

古くから数多くの民間療法につかわれてきたしょうが。
風邪や冷え性などの諸症状にも効くとされています。
万病のもとといわれる冷えを解消して体を温め、免疫力をアップさせる優秀な食材です。

【栄養】
辛味成分のジンゲロールやジンゲローン、ショウガオールなどが、血液循環をよくして体を温めます。
香り成分のシトラールには、疲労回復や夏バテ解消に加え、利尿促進、便秘解消などのデトックス効果もあります。

【効用】
医療用漢方薬の6~7割に使われていて、漢方薬になくてはならない陽性食材です。

2位:にんにく

スタミナ食材の代表格でもあるにんにく。
いろいろなタイプの料理と相性がよいうえ、ほかの野菜に比べて日持ちもしやすいので、常備菜としても優れています。

【栄養】
匂いの成分アリシンは、ビタミンB1と結びついてアリチアミンに変化し、糖質がエネルギーに変わるのを助けてくれます。
疲労回復や体力増強に効果的。

【効用】
にんにくは強い殺菌作用があるので活性酸素の活動を制御します。
東洋では古くから体を温める効果が知られており、スタミナアップにもつながります。

3位:にんじん

緑黄色野菜のなかでもβカロテンの含有量はトップクラス。
皮や葉にもしっかりと栄養素が含まれているので、捨てずに丸ごと食べるようにしましょう。

【栄養】
体内で必要な分だけビタミンAに変化し、残りは抗酸化物質として働くβカロテンが豊富。
ビタミンC・Eも含むため、相乗効果で抗酸化作用を発揮。

【効用】
陽性食材なので生でも体を冷やさず、毎日食べることで陰性体質を改善。

4位:キャベツ

使わせなどによく使われ、和食になじみのある野菜。
ビタミンUが豊富に含まれており、胃腸の働きを助けて消化・吸収を促し、免疫力を高めます。

【栄養】
ビタミンU・Cのほか、ビタミンKやビタミンB群も豊富。
さらに、食物繊維やカリウム、硫黄なども含みます。

【効用】
ビタミンUは胃腸粘膜の保護。

5位:大豆

日本人の食材に欠かせない食材。
「畑の肉」とよばれるほどたんぱく質が豊富に含まれています。
女性の健康や美容に効果的な成分「イソフラボン」にも注目!

【栄養】
必須アミノ酸をバランスよく含む良質なたんぱく質が豊富。
また、女性ホルモンと似た作用をするイソフラボン、造血に不可欠の葉酸や鉄なども含みます。

【効用】
大豆の良質なたんぱく質は、免疫に関わる栄養素。中でもイソフラボンには骨粗しょう症や更年期障害などの予防効果が期待されています。

おわりに

そのほかにも、血液サラサラ効果のある玉ねぎや、便秘解消に効果的なごぼう、抵抗力を高めるごま、胃もたれに効果のある大根……など、さまざまな食材があります。
三度の食事では、加工食品やファーストフードは控えて、冷えやスタミナアップ、病気予防に効くお野菜を取り入れるようにしましょう。

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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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