からだの見た目の変化や、ちょっとした不調。
“気にしなくていい”と見逃していませんか?
それは骨盤の位置の悪さが原因かもしれません。
まずは、自分の骨盤の状態をチェックしてみましょう。

不調からわかる「骨盤力」

1. 首が痛い、肩こりがある

骨盤の位置が悪いと、からだの重心が定まらないため、首が前に出やすくなります。
これが肩こりの原因になることも。

2. 猫背になりやすい

骨盤の位置が悪いと、美しい姿勢を保つのが困難になります。
特に、肩甲骨を寄せて胸を開く動作ができないので、猫背に。
年齢よりも老けて見えることも。

3. バストが垂れてきた

姿勢が悪くなると胸が閉じた姿勢になり、自然と胸元もダラリとした状態に。
この状態が続くと胸の筋力が低下し、バストの形が悪くなる場合も。

4. 腰痛もち

骨盤の位置のトラブルで最初に感じやすいのが、腰痛です。
腰痛がなかなか治らないという人の多くは、骨盤の位置が悪い可能性あり!

5. お腹がポッコリしている

骨盤の位置が悪い人は、重心を取るためにお腹をつき出して支える姿勢になりがち。
腹筋をあまり使わないので、ぽっこりお腹が目立つことに。

6. 下半身がむくみがち

骨盤の位置が悪い人は歩幅が小さくなるので、脚の筋力が徐々に低下。それと共に、下半身のめぐりが悪くなり、むくみや冷えなどの症状も発生。

以上の項目にひとつでも当てはまった人は、骨盤が正しい位置にない可能性があります。

★骨盤に悪いライフスタイルをチェック

□あき時間はスマホをいじっている。または、日常的にヒールのある靴をはく。

背筋を伸ばしてスマホ画面を見る人は消臭。猫背は、骨盤の後傾に拍車をかけます。
高いヒールも同様です。

□平地でもよくつまずく、または、よく脚を組むクセがある

骨盤を支える筋力が低下すると、つまずきやすくなります。
また、脚をよく組む人は、骨盤が後傾しやすくなります。

□デスクワークがほとんど。または動く機会も少ない

大腰筋や腸骨筋など骨盤を支える筋肉は歩いたり、階段の昇降で鍛えられます。
座りっぱなしの生活は骨盤後傾のもとに。

★運動能力をチェック!

□片脚だけを使ってイスから立つことができない

骨盤に関係する筋力が居てかすると難しい動き。
特に骨盤が後傾していると、からだの重心がズレて、うまくできません。

□立った状態で靴下をはけない

靴下をはくときは太モモを上げるので、大腰筋などの筋力が低下していると、はくのが困難に。ふらつかずにはけたら◎。

□片脚立ちのまま60秒間、ふらつかずに立つことができない

大腰筋や腸腰筋の力が低下すると、片脚立ちだとバランスが取れず、ふらつきます。
40代以下なら、ふらつかないのが理想的。

日頃から「骨盤」を意識!

ライフスタイルや運動能力項目でもひとつでも当てはまる人は要注意!
骨盤の位置が悪くなると、全身にさまざまな不調を及ぼします。
まず姿勢が悪くなるとそれをカバーしようと腰や肩、首などに負担がかかります。
負担がかかると、痛みが出たり、筋肉がこるので血行も悪くなります。
骨盤力アップのコツは、骨盤を正しく立て、姿勢のいい状態をキープすること。

オフィスでのデスクワーク時も、座面に対して坐骨から骨盤をまっすぐにするイメージで背筋を伸ばして座ります。
また、デスクやイスに手を添えてスクワットも◎。
階段を上がる際は、太ももとふくらはぎが90°近くまでなるよう意識してアップ!
通勤中やオフィスでも十分行えるので、できることから無理なくはじめましょう。

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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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