ハーブティーといえば、ハーブティーやスパイスとしてお料理にそえるのが定番の使い方ですが、実はお料理以外にも、さまざまな使い道があるんです。
病院に行くほどではないけどちょっと心やからだが弱っているときに、ハーブは強い味方になってくれます。
今回は、余ったハーブでできる簡単セルフケアをご紹介します。

タイムティーうがい(風邪予防・のどの痛み・せき)

タイムの香り成分には、すぐれた抗菌・殺菌作用や痰を取り除く作用があります。
せきが止まらないときや、のどが痛いときは、タイムティーを飲んだり、濃いめに入れたタイムティーでうがいをすると、症状が緩和されます。

【レシピ】
耐熱グラスにタイム2本(ドライなら小さじ1/2)を入れ、熱湯150mlを注いで3~5分蒸らし、濃いめのタイムティーを作る。これを冷まして、うがいをする。
※うがい用に作ったタイムティーはその日のうちに使いきってください。

ミントの手浴(冷え解消・リフレッシュ)

手が冷えているときや、気分転換したいときなどにオススメなのが、ミントのハンドバス。
冷え切った手先に血がめぐり、毛穴が開いてからだがじんわり温まるのを実感できます。
湯気とともに立ち上るミントの香りで心も癒され、短時間で気分をリフレッシュできます。

【レシピ】
洗面器にミント3~4本を入れ、40~42℃の湯を手首が浸かるくらい入れ、10分ほど温める。湯の中で指を動かしたり、マッサージするとさらに効果がアップ!

ローズマリーハーブバス(疲労回復・イライラ・筋肉痛)

イライラした気持ちを鎮めたいときや、疲れが溜まっているときに。
鎮静効果があるので、さわやかな香りに包まれながらお湯に浸かっていると、気持ちが落ち着いてきます。
また、ローズマリーには筋肉痛や関節痛を和らげる効果もあるので、スポーツ後にもオススメです。

【レシピ】
ローズマリー(ドライ)大さじ2~3(5~6g)をお茶パックに入れ、お風呂に浮かべる。フレッシュを使う場合は7㎝を2~3本。
※ローズマリーの色が浴槽につくことがあるので、入浴後は、すぐ湯を抜くこと。

ローズマリーのハーブピロー(安眠・リラックス)

お好みのハーブをお茶パックに詰めるだけで簡単にハーブピローが作れます。
枕元におくと、香りを楽しみながら眠りにつくことができます。
リラックスや安眠効果には、ローズマリーやラベンダーがオススメです。

【レシピ】
ローズマリー(ドライ)大さじ2~3(5~6g)をお茶パックに入れ、枕カバーやシーツで包んで半日くらい香りを移す。
そのまま枕の下などに挟んでもOK!

お料理やハーブティーに使うのはもちろん、ちょっと余ったハーブがあったらぜひお風呂やハンドバスに使ってみてください。
気持ちを癒し、心とからだを元気にしてくれますよ!

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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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