現代の食事は、昔とくらべ糖分や脂肪分を摂り過ぎの傾向にあります。
カロリーオーバーになる上、それらを代謝するためのビタミンやミネラルがますます消費されることでこれらの栄養素が不足し、代謝の低下にもつながります。

とくに女性の場合は年齢とともに女性ホルモンが減っていくため、体調が崩れやすく、疲れやすくなったり、イライラしたり、肌の調子が悪くなったりします。

そんな体調の変化が現れた時は、サプリメントで補うのもひとつの手段です。
つねに不足しがちなビタミンB群やミネラルを上手に摂取して、体調不良を改善していきましょう。

サプリメントの正しい摂り方

1. 依存しすぎないこと

サプリメントはあくまで補助です。食事で不足しがちな栄養素を補うものなので、それだけ摂っていればよいわけではありません。

2. 目安量を守る

1日に摂る目安量をしっかり守りましょう。1日の許容上限摂取量がある栄養素もあるので注意してください。

3. 服薬中の場合は医師の相談

服薬中の薬がある場合は、必ず医師に相談してから摂るようにしましょう。

4. 体調の変化を確認

1~3ヶ月飲んでみて、体調に変化があるか確認しましょう。

5. 1日2~3回、食後に飲む

できれば1日の目安量を2~3回に分け、食後に水などで摂るようにしましょう。

女性ホルモンの働きを円滑にする栄養素

■ビタミンB群

ビタミンB群はエネルギー代謝を円滑に行うために必要な栄誉素で、肌の調子をととのえ、脳や神経、皮膚などを健康に保つビタミンです。
ビタミンB6は、女性ホルモンの生成や代謝、神経伝達物質の合成に関与しているため、月経前症候群(PMS)やイライラ、食欲不振、頭痛などの緩和によいといわれています。

■ビタミンE

ビタミンEは、活性酸素を減らす、肌の新陳代謝を活発にする、冷えや肩こりを緩和する、などのほか、ホルモンバランスを整える効果があるといわれています。
ビタミンEが不足すると、生殖機能を低下させ、不妊、血液循環不全などの原因になりえます。

ビタミンEは、脳下垂体や卵巣に働きかけて、ホルモン分泌をコントロールするとともに、高い抗酸化作用で、美肌にも効果を発揮します。

■マグネシウム

マグネシウムは、新陳代謝の調節に関わるミネラルで、女性ホルモンの生成や代謝にも使われます。
マグネシウムが不足すると、イライラ、神経過敏、不安感などを引き起こすため、バランスよく摂取することが大切です。

■大豆イソフラボン

イソフラボンは、女性ホルモン(エストロゲン)に似た作用があることから、PMSや更年期障害の緩和、骨粗しょう症などの予防にもよいといわれています。
大豆イソフラボンの安全な1日摂取上減量は、30mg(大豆イソフラボンアグリコン換算)とされています。
過剰摂取にならないように気をつけてください。

おわりに

サプリメントには1日の許容上限摂取量があります。

■ビタミンB6 100mg
■ビタミンE 600mg
■大豆イソフラボン 30mg(アグリコンとして)
■マグネシウム 700mg
■亜鉛 30mg

上記の栄養素には、1日に摂ってよい量の上限があるので、過剰摂取しないよう注意してください。


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ささ まりこ

東京生まれ東京育ちのコラムニスト。オーストラリアに留学し、ニューヨーク、ハワイ、イタリア、フランス、バリ島、中国、台湾など世界各国の海外旅行歴あり。
語学や海外の文化が好きで、将来の夢は海外移住♡執筆するジャンルは幅広くライフスタイル、ビューティー、仕事、恋愛など女性に役立つ情報を発信中。

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