眠りに良い環境を作りましょう。

心身ともにぐっすりと眠るためには、まず眠るための環境を整えましょう。

熟睡できる、眠りやすい環境には、明るさと温度が重要です。
まず明るさですが、寝室に適した明るさはおよそ20~30ルクスだと言われています。
ベッドが窓側にあり、外の明かりが気になる場合や朝日が入ってくる場合は、遮光カーテンを取り付けて、余分な明るさをシャットアウトしましょう。
また外の音が気になる人は遮音効果のあるものを選ぶと良いですね。
ベッドライトは蛍光灯ではなく、柔らかな暖色系の明かりを選ぶのがポイントです。

次に温度です。
冬は15℃・夏は25℃が眠りのための快適温度です。また湿度は50%ほどが適当です。
エアコンで温度調節する場合は、空気の乾燥が気になる場合も。特に冬場は加湿器と併用し、空気が乾燥しすぎないように気を付けましょう。

体を眠る体制に整えましょう。

ぐっすりと眠るためには、活動時に優勢な交感神経の働きを抑え、副交感神経が優位になるようにしましょう。

そのためには、眠る1~2時間前から体の準備をすると良いでしょう。
副交感神経を優位にするには、とにかく心身ともにゆるりリラックスすること。

例えば、38℃くらいのぬるめのお風呂にゆっくり浸かる、好みのアロマオイルで手足をマッサージ&ストレッチをして体をほぐしながら緩めるなど。
リラックス効果のあるラベンダーやイランイランのアロマオイルの香りを楽しむのも良いでしょう。
アロマキャンドルを使うのもいいですね。
アロマの香り&炎の柔らかな光と揺らぎがリラックス効果を高めてくれます。

頭と心も眠る体制に。

体をゆるゆる緩めたら、頭と心もじんわりリラックスしていきましょう。
あまり難しいことや心配事を考えずに、頭を空っぽにしていきます。

リラックス&心を落ち着ける作用のある温かいハーブティーを飲んだり、静かなヒーリングミュージックを聞いて、穏やかに脳を休ませていきます。

携帯電話やパソコンのブルーライトは脳を覚醒させる作用があるので、眠る1~2時間前にはモニターを見るのを止めるようにしましょう。

ちょっとの心がけが、ぐっすり安眠タイムに。

良質な睡眠をとるために、ぜひ実行して欲しい3つの工夫をご紹介しました。

でもなかなか全部が実践できない…そんな人はまず出来ることからやってみましょう。
無理なく出来ることを一つずつやっていくことで、確実に安眠に近づきます。眠るために頑張らなくちゃ!と気負いすぎるのも、あまりよくありません。

出来る範囲で少しずつ、実践してみてくださいね。

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