えっ!サメなの?スクワランの効果&使い方!
よく化粧品買うと成分表示に「スクワラン」配合って書いてあるけど、どんな効果があるの?何にいいの?そもそも、スクワランってなに?と思っていませんか。
そんなスクワランについて紹介していきましょう。
スクワランとは?
スクワランとは、深海にいるサメの肝臓や植物から摂れる油の主成分スクワレンに化学的に水素を加えて安定させたもの(酸化しにくい状態にしたもの)のことをいいます。
スクワランの多くはサメの肝油が使用されています。サメには他の魚のような浮袋がありません。そのため肝臓に脂質(肝油)を蓄えそれを浮袋の代わりにしています。
スクワランは潤滑性に優れていて、化粧品や軟膏に使用されています。
人間の体内で作られるスクワレンは皮脂細胞内で生成されるのですが、スクワレンの一部は表皮に分泌されて皮膚を覆っている皮脂膜の成分となります。皮脂膜は空気中の雑菌や汚れから肌を守る働きをするので、人体に欠かせない成分の1つなのです。
ところが、スクワレンは25歳を過ぎると体内での生成量が減ってしまいます。そこで外部から補充をする必要があります。
スクワランの効果
前にも紹介した通りスクワランはスクワレンに水素を添加した成分のことです。
スクワレンは肌の潤いを保つ役割がある物質なのです。十分な酸素がなければ肌細胞の新陳代謝が鈍くなり、シミやシワ・たるみの原因となってしまいます。そこでスクワレンが酸素を運ぶ働きをし、肌のターンオーバーの促進に役立つのです。
また、スクワランと汗が混ざり合うことで皮脂膜ができ、この皮脂膜がさまざまな刺激から肌を守ってくれるのです。そしてスクワランは肌への浸透性も高いので、保湿効果が期待できます。
スクワランの使い方
スクワランはさまざまな種類があり、同一メーカーでも複数の商品が販売されています。ですので、用途に合わせて選んでみると効果的でしょう。
例えば、ハリやツヤがほしい方はコエンザイムQ10と配合されているものを選んでみたり、シミやそばかすで悩んでいる方はビタミン類と配合されているものを選ぶというようにしてみましょう。
そしてスクワラン配合の美容液を使用する場合は、洗顔をして化粧水で顔全体を潤わせた後につけましょう。顔が乾く前にスクワランの油分を顔に馴染ませることで、肌で自然に乳化していきます。
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