精神的なストレスは、脳の視床下部の働きを低下させる大きな原因になります。
視床下部は、自律神経の働きコントロールする重要は働きを持っています。
自律神経が乱れると、イライラやうつ状態、意欲低下、不安感などの精神症状があらわれるほか、頭痛や肩こり、胃の痛み、下痢などの身体症状もあらわれます。
特に、重要なポジションを任されるようになったり、転機が多いアラサー世代は、ストレスを受けやすい年代です。
元気な心とからだを維持し、うつなどを予防するためにも、できるだけストレスをためないように心がけましょう。

日常生活に喜びを見つけよう!ストレスをためない6つのコツ

1. 生き物を育てる

ペットや植物などを育て、毎日の成長を写真にとってInstagramやFacebookにアップしたり、写真にとってアルバムをつくったりしてもいいでしょう。
ペットを飼うことは安らぎや笑い、楽しみを与えてくれるといった心理的効果があるといわれています。

2. おやつの時間をじっくりとる

美味しいものを食べると、人は幸せな気持ちになります。
ストレス発散といって、“食べること”を思い浮かべる人も多いでしょう。
特に甘いものを食べると、ホッとした気持ちになります。
美味しいスイーツショップやデパ地下巡りをして、とびっきりのおやつを見つけるのも楽しみのひとつになります。

3. 嬉しかったことを日記に書く

1日たった1つでもいいです。
夜、1日を振り返ってみて、嬉しかったこと、楽しかったことを日記に書く習慣をつけましょう。
嬉しかったことや楽しかったことを思い返すことで、自然とポジティブ脳になり、明るい気持ちで眠りにつくことができます。
特に夜はあれこれ考えがちなので、不安なことや悲しみはあまり考えないようにしましょう。

4. 過去を振り返らない

「こんなはずじゃなかった」「あのとき○○していれば」と後悔してもストレスがたまるだけです。
失敗してしまったことも無駄ではありません。
その失敗した経験を活かして、新たに挑戦すればいいのです。
自分の過去を振り返らず、今を生きることが大切です。

5. 思いっきり笑う

笑うことはストレス解消にはピッタリ。
笑いは免疫力を高めたり、不安感をやわらげたりする働きがあるという研究結果もあります。
お笑いのDVDを見て大笑いしたり、友達と思い出話をしながら笑ったりすると効果的です。

6. 思いっきり泣く

“泣く”は“笑う”の正反対ですが、実は、号泣することもストレス解消に役立つといわれています。
悲しい歌にひたるのもいいですし、泣ける本や映画を見るのもいいでしょう。
思いっきり涙を流した後は、不思議とさっぱりした気持ちになります。
実際、泣くことで自律神経が交感神経から不交感神経へ切りかわり、リラックスすることも証明されています。

おわりに

ストレスがたまっているときは、悔しさや怒り、悲しさなどいろいろな感情をためこんでしまっているときではないでしょうか?
思いっきり感情を出すと、スッキリしてストレス解消にもつながります。
上記で紹介した、お笑いのDVDを見て笑う、泣ける本を読んで泣く、などもいいですし、怒りがおさまらないときは、嫌だったことをノートに思いのまま書くのもストレス解消法のひとつです。
ストレスをためないためには、日常の生活にできるだけ「楽しいこと」「嬉しいこと」を見出し、負の気持ちを切りかえていくことが大切ですよ!

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