お風呂大好き日本人は、昔から身近にあるものをお風呂に入れて、【薬湯】を楽しんできました。

キッチンやお庭にある材料なら体にお肌に安心、しかもお財布にも優しいですよね。

香りが良いもの、じんわり体を温めてくれるもの、美肌効果のあるもの等、身近な材料でほっこり楽しむ【薬湯】をご紹介します。

爽やかな香り&風邪予防に~ゆず湯~

昔から「冬至には南瓜を食べて、ゆず湯に入ると風邪をひかない」という言い伝えがあり、ゆず湯は身近&手軽に楽しめる薬湯です。

“風邪をひかない”と言われるだけあり、ぽかぽかと体を温める効果が高く、冷え性や神経痛、腰痛にも効くと言われています。
ゆず湯に入る習慣は、江戸時代からと言われており、ゆずの強い香りが邪気を払うとも。

爽やかなゆずの香りのリラックス効果もたまりませんね。

手足の冷えが気になる人に~しょうが湯~

いつもの食卓の薬味として欠かせないしょうがは、温め効果抜群の食材として、もはやすっかり定番ですね。

しょうが紅茶やしょうがティーなど飲んで温めるのも効果的ですが、お風呂に入れると体の芯からじんわり温まり、湯冷めしにくくなる効果も。
また、たんぱく質分解酵素を持っているので、汚れが落ちやすくなるとも言われています。

薄切りにしてガーゼ等の布袋に入れ、浴槽に入れるだけで、有効成分がお湯の中に溶け出します。

すーっと爽やかな香りでリフレッシュ~ミント湯~

丈夫で育てやすいハーブの一つ、ミントは庭先やプランターで育てている人も多いですね。

すっきり清涼感ある香りは、有効成分メントールやメントンの香りです。爽やかな香りはリフレッシュ効果が高く、血行促進効果もあるので、心身ともに疲れている時にオススメです。

使い方は生のミントをまとめてそのまま、また乾燥させたものを布袋に入れて浴槽に入れます。

血行を改善し、凝りをほぐしてくれる~よもぎ湯~

日本全国どこにでも自生しているよもぎは、草餅で食べたり、お茶にしたり、昔から私たちの身近にある薬草の一つです。

よもぎには血行促進効果があり、肩凝り・腰痛などの体の凝りをほぐしてくれます。

よもぎの香りには、精神を穏やかに安定してくれる効果や安眠効果もあるので、じっくり疲れを取って体を休めたい時に入ると良いでしょう。

お手軽&安心なのが嬉しい!

薬湯の嬉しいところは、身近なものを浴槽に入れるだけのお手軽さ&口に入れても大丈夫な材料で出来るところです。

ぜひ身近な材料で、気軽に楽しんでくださいね。

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